トイレの水抜き栓からの水漏れ:原因、修理方法、費用相場を徹底解説
トイレの水抜き栓からの水漏れは、放置すると水道代の増加や床材の損傷など、さまざまな問題を引き起こす可能性があります。この記事では、水抜き栓からの水漏れの原因、修理方法、費用相場について詳しく解説します。
水抜き栓からの水漏れの主な原因
1. 水抜き栓の半開きや閉め忘れ
水抜き栓が完全に開いていない場合、トイレの使用中だけでなく、使用していないときにも水が漏れ続けることがあります。この状態では、配管を通る水が外部に排出され、水道代が高騰する原因となります。
2. パッキンやピストンの劣化・破損
水抜き栓内部のパッキンやピストンが経年劣化や破損すると、密閉性が失われ、水漏れが発生します。これらの部品はゴム製であることが多く、長期間の使用で劣化しやすいです。
3. 配管の劣化や破損
水抜き栓に接続されている配管が劣化したり、凍結などで破損したりすると、水漏れが発生します。特に寒冷地では、冬季の凍結による配管の破損が多く見られます。
4. 電動式水抜き栓の故障
電動式の水抜き栓が故障すると、開閉が正常に行われず、水漏れが発生することがあります。電気系統のトラブルやモーターの不具合が原因となる場合があります。
修理方法と費用相場
自分で修理する場合
水抜き栓の完全開放
水抜き栓が半開きの場合は、ハンドルやレバーを操作して完全に開けることで、水漏れを止めることができます。
パッキンやピストンの交換
劣化したパッキンやピストンを交換することで、水漏れを解消できます。交換手順は以下の通りです:
- 元栓を閉める
- 水抜き栓のビスを外し、内部のパーツを取り出す
- 劣化したパッキンやピストンを新しいものと交換する
- パーツを元に戻し、ビスを締める
- 元栓を開けて、水漏れが解消されたか確認する
パッキンやピストンの部品代は数百円程度で、工具が揃っていれば自分で修理可能です。
業者に依頼する場合
配管の劣化や電動式水抜き栓の故障など、自分での修理が難しい場合は、専門の水道修理業者に依頼することをおすすめします。修理費用の相場は以下の通りです:
- パッキンや止水栓の交換・調整:約6,000円〜15,000円
- タンク内の修理・交換:約8,000円〜30,000円
- 便器と床の間からの水漏れ修理:約15,000円〜30,000円
- 配管の交換や大規模な修理:30,000円以上
修理費用は、作業内容や地域、業者によって異なりますので、事前に見積もりを取ることが重要です。
応急処置と予防策
応急処置
水漏れが発生した場合、まずは元栓を閉めて水の供給を止めましょう。次に、水抜き栓のハンドルやレバーを操作して、完全に開閉されているか確認します。これで水漏れが止まらない場合は、速やかに専門業者に連絡してください。
予防策
- 定期的に水抜き栓の状態を確認し、異常がないかチェックする
- 寒冷地では、冬季に水抜きを行い、配管の凍結を防止する
- 水道メーターを定期的に確認し、使用していないのにメーターが回っている場合は、水漏れの可能性を疑う
まとめ
トイレの水抜き栓からの水漏れは、早期に発見し、適切な対処を行うことで被害を最小限に抑えることができます。自分で修理可能な場合もありますが、無理をせず、必要に応じて専門業者に相談することが大切です。定期的な点検とメンテナンスを行い、快適なトイレ環境を維持しましょう。
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