ブラックスポット&黄ばみ撃退!ウォシュレットノズル徹底掃除ガイド

ウォシュレットのノズルは、使用頻度や水質によって黒ずみや黄ばみが蓄積しやすく、長期間放置すると清掃が困難になります。
本稿では、電源・給水停止からノズル洗浄モードの起動、台所用中性洗剤やクエン酸・重曹を活用した基本掃除手順を詳細に解説します。
さらに、黒カビや水垢には塩素系カビ取り剤、黄ばみ・尿石には酸性クエン酸とアルカリ性重曹の併用パックといった応用テクニックを紹介します。
また、収納口の奥まった部分の汚れを除去するスワブ活用法や、毎日の拭き掃除から週1回、月1回の頻度目安、使用上の注意点までを網羅しています。

掃除前の準備

1. 電源・給水の停止

掃除中の誤動作や感電を防ぐため、まずは止水栓を閉めて給水を停止し、電源プラグを抜いてください。

2. ノズル洗浄モードの起動

リモコンの「ノズルそうじ」または「お手入れ」メニューを操作し、ノズルを引き出します。リモコンタイプによっては、メニュー→お手入れ→決定→ノズルそうじ開始/停止で操作可能です。

3. 必要な掃除用具の準備

以下を用意すると効果的です:

  • 台所用中性洗剤
  • クエン酸(スプレーボトルで溶液作成)
  • 重曹(スプレーボトルで溶液作成)
  • 塩素系カビ取り剤(黒ずみ用)
  • 柔らかい布・キッチンペーパー
  • 歯ブラシ・口掃除用スワブなどの細部ブラシ類

ノズル本体の基本清掃手順

ステップ1:軽い汚れの拭き取り

乾いた柔らかい布でノズル表面や噴射口のホコリや軽い汚れを優しく拭き取ります。

ステップ2:中性洗剤での磨き洗い

中性洗剤を薄めて布または歯ブラシに含ませ、ノズル全体を優しくこすり洗いします。

ステップ3:すすぎと乾燥

掃除後は水を含ませたスポンジまたは流水で洗剤をしっかり洗い流し、乾いた布で水気を拭き取ります。

黒ずみ(黒カビ・水垢)の徹底除去

方法1:塩素系カビ取り剤による浸透湿布

収納口やノズル周囲に塩素系カビ取り剤をスプレーし、キッチンペーパーで湿布します。5分程度放置した後、古歯ブラシでこすり、最後に十分に水拭きして成分を残さないようにしてください。

方法2:泡タイプ専用クリーナーの活用

泡タイプのノズル専用クリーナーを噴射して泡で汚れを包み込み、数分置いてから拭き取ることで黒ずみを浮かせて除去できます※製品の注意書きを確認のうえ使用してください。

黄ばみ・尿石・水垢の落とし方

クエン酸&重曹パック

  1. クエン酸スプレー(水100ml+クエン酸小さじ1/2)をノズル全体に噴射。
  2. キッチンペーパーを貼り、さらにクエン酸を吹き付けて5〜10分放置。
  3. 歯ブラシで軽くこすり、重曹スプレー(水100ml+重曹小さじ1/2)を吹きかけて中和後に拭き取ります。

注意:洗剤の混用禁止

酸性のクエン酸と塩素系のカビ取り剤を同時または連続で使用すると有毒ガスが発生するため、絶対に混用しないでください。

ノズル収納口・内部の掃除

取り外し可能な製品の場合

給水フィルター付き水抜栓を外し、歯ブラシやスポンジで内部の汚れをかき出してから元に戻します。

取り外し不可の製品の場合

ノズルを引き出した状態で、口掃除用スワブや細めのブラシを使って収納口の奥まった汚れを丁寧にかき出してください。

掃除頻度と注意点

  • 掃除頻度の目安
    • 毎日:乾拭きによる簡易清掃
    • 週1回:ノズル洗浄ボタン+歯ブラシによる清掃
    • 月1回:今回ご紹介した応用テクニックを含む徹底清掃を推奨します。
  • 注意点
    • ノズルを無理に引っ張ったり、硬いブラシでこすりすぎたりすると故障の原因となるため、力加減に注意してください。
    • 洗剤残りがあると肌トラブルの原因にもなるため、すすぎは念入りに行いましょう。
  • 作業後の確認
    清掃後はリモコンの「止」ボタンでノズルを元に戻し、試運転で正常に水が噴出するか必ず確認してください。

これらの手順を守り、定期的にメンテナンスを行うことで、ウォシュレットのノズルを清潔に保ち、快適な使用感を維持できます。

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