賃貸でウォシュレット後付け完全ガイド—許可取得から費用・手順・注意点まで徹底解説

本記事では、賃貸物件でも大家さん・管理会社の許可を得ればウォシュレット(温水洗浄便座)の後付けが可能であること、DIYと専門業者依頼それぞれの手順や必要工具、費用相場、そして退去時の原状回復義務や水漏れ・漏電リスクなどの注意点について、具体的かつ詳細に解説します。エントリーモデルなら1万円台から、高機能モデルは5万円以上、業者工事費を含めたトータルコストは4万円~7万円程度が目安です。3点ユニットバスやコンセントの有無、リモコン設置の可否など、物件特性に応じたポイントも押さえて、安全かつ快適なトイレ環境を実現しましょう。


1. 賃貸でもウォシュレット後付けは可能か?

1.1 設置可否の基本

賃貸物件における温水洗浄便座は、あくまで借用設備であるため、設置前に大家さんまたは管理会社の許可が必須です。
許可なく自分で取り付けると原状回復費用が発生するリスクがあるため、必ず文書で承諾を得ましょう。

1.2 許可取得の手順

  1. 事前相談:大家さんや管理会社に電話・メールで取り付け希望を伝え、条件を確認します。
  2. 契約書・管理規約の確認:リモコン壁掛け位置の制限や配線経路のルールもチェックしておきます。
  3. 許可書類の取得:可能であれば書面で「取り付け許可」を発行してもらい、退去時のトラブルを回避します。

2. 後付け設置方法詳細

2.1 DIY手順

  1. 止水栓を閉じる:トイレ横の給水元栓を時計回りに締め、水を止めます。
  2. 既存便座の取り外し:便器裏のボルトを緩めて現行便座・部品をまとめ、退去時の復旧に備えて保管します。
  3. 分岐金具とホースの取り付け:給水管に専用分岐金具を装着し、付属ホースを接続します。
  4. ベースプレート装着:便器に付属のベースプレートを固定し、ウォシュレット本体をスライド装着します。
  5. 電源接続と動作確認:トイレ内のコンセントにプラグを差し込み、試運転しながら水漏れや異音をチェックします。

工具:マイナスドライバー、モンキーレンチ、配管テープ。
所要時間:部品と工具が揃っていれば最短30分程度で完了します。

2.2 専門業者への依頼

  • 業者選び:水道修理業者やトイレリフォーム専門業者なら、給排水工事や電気工事までワンストップで対応可能です。
  • 依頼の流れ:見積依頼→現地調査→契約→工事実施→動作確認の順で進みます。
  • 追加工事:コンセント新設や止水栓交換、アース線設置が必要な場合には、標準工事費に電気工事費や部材費が上乗せされます。

3. 費用の内訳と相場

3.1 本体価格詳細

  • エントリーモデル:1万円台~2万円台程度。基本機能のみだが低価格で入手可。
  • ミドルレンジ:3万円~5万円程度。脱臭・節電・ノズル自動洗浄機能付きが中心。
  • 高機能モデル:10万円以上。多機能リモコン、温風乾燥、ナノイー搭載など上位機能を網羅。

3.2 工事費用内訳

  • 取り付け工事費:8,000円~(給排水ホース接続・ベースプレート設置含む)。
  • 電気工事費:コンセント新設やアース工事を伴う場合は1万~2万円程度が別途必要です。

3.3 トータルコストの目安

  • DIY導入:本体+工具費で約1.5万円~6万円前後。
  • 業者依頼:本体3万~+工事費1万~で、合計4万円~が一般的です。

4. 設置時の注意点とリスク

4.1 原状回復義務

退去時には便座と分岐金具を取り外して元の便座に戻す必要がある場合が多く、必ず元部品は保管しておきましょう。

4.2 コンセント工事・漏電リスク

トイレ室内は湿気が高く、延長コード使用や天井電球からの分岐は危険です。必ず専用コンセントを壁内配線で新設し、アース線も正しく設置しましょう。

4.3 3点ユニットバスや防湿モデル

ユニットバス一体型(浴室・洗面台・トイレ併設)の場合、コンセント自体が設置されていないか、防湿対応機器が必要で費用が高くなることがあります。

4.4 リモコン設置と管理規約

壁掛けリモコンは配線を隠蔽する必要があるため、管理会社の承認が必須です。設置位置・ケーブル経路は契約書で定められた範囲内に留めましょう。


5. 失敗しないポイントとQ&A

5.1 よくある失敗例

  • 分岐金具のネジ締め不足で給水漏れを起こすケース。
  • コンセント延長コード使用によるトラッキング火災リスク。

5.2 費用を安く抑えるコツ

  • 本体購入時期を選ぶ:新生活シーズン前やモデルチェンジ直後の旧モデル狙いで値引きを狙う。
  • 複数業者で相見積もり:工事費用にはバラつきがあるため、2~3社から見積を取り比較しましょう。

6. まとめ

賃貸でウォシュレットを後付けするには、まず大家・管理会社の許可を取得し、物件の状態(コンセント有無やユニットバス形式)を確認することが大前提です。DIYでは工具と手順を正確に守ることで低コスト導入が可能ですが、水漏れや漏電リスクを避けるためには専門業者依頼も検討しましょう。費用相場は本体1.5万円~高機能モデル10万円、工事費が1万円~。原状回復義務や規約遵守も忘れず、安全で快適なトイレ環境を手に入れてください。

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