症状別|トイレつまり11パターンと最適解消法徹底ガイド
📝 はじめに
トイレがつまると日常生活に大きな支障をきたしますが、症状を正しく見極めれば自分で対処できるケースも多くあります。本記事では「まったく水が流れない」「ゆっくりしか流れない」「ゴボゴボ音がする」といった11の代表的な症状に分けて、原因から具体的なDIY解消手順、注意点、再発予防までを詳しく解説します。いざというときに役立つグッズ選びのポイントやプロに依頼すべきタイミングもまとめましたので、ぜひお役立てください。
🚨 症状別11の対処法
1️⃣ 全く水が流れない
完全に流れが止まった状態では、まずラバーカップ(スッポン)による吸引が基本です。便器内の水位を排水口から1~2cm上に調整し、ラバーカップの口をしっかり密着させてゆっくり押し込んだあと、一気に引き上げる動作を5~10回ほど繰り返します。手動では取れない硬い固形物には、中型サイズ(径約130mm程度)のラバーカップが有効です。作業前に透明ビニールシートを敷いて便器の飛沫を防ぐと安心です。
2️⃣ ゆっくりしか流れない
排水口内のわずかな詰まりや空気溜まりが原因で、水がなかなか流れない場合は、バケツやペットボトルを使って一気に大量の水を高い位置から注ぎ込みます。急激な水圧変化によって内部の空気圧が変動し、詰まりを押し流す効果があります。水温は50℃程度のぬるま湯にすると、油脂汚れが溶けやすく、より高い洗浄力が得られます。
3️⃣ トイレットペーパー・排泄物の軽度詰まり
軽度の詰まりには食器用中性洗剤(100~150mL)を便器内に注ぎ、同量のぬるま湯を加えて20~30分放置。洗剤の界面活性作用で汚物が滑りやすくなり、そのままレバーを引くだけで自然に流れることがあります。尿石や水垢が混在する場合は、後述する酸性洗剤と併用すると効果的です。
4️⃣ 水に溶けやすい詰まり
トイレットペーパーなどは50℃程度のぬるま湯に弱いため、便器の水位を止水栓で下げてから、ぬるま湯を注ぎ1時間ほど放置すると軟化して解消されやすくなります。熱湯はヒビ割れの原因となるため必ずぬるま湯を使用してください。
5️⃣ ゴボゴボ音がする
排水管内の空気がうまく抜けずにゴボゴボと音がする場合、バケツから勢いよく何度か水を注ぎ込むことで気泡や小さな詰まりを押し流せます。改善が見られない場合は、プロによる高圧洗浄を検討しましょう。
6️⃣ 水位が急上昇してあふれそう
水位が上がり続ける場合は、便器脇の止水栓を閉めて水の供給をストップし、バケツや油汲みポンプで便器内の水を汲み出して応急的に水位を下げます。止水栓はマイナスドライバーで右に回すタイプが一般的ですが、固着している場合はラジオペンチなどで慎重に操作してください。
7️⃣ タンク内の水位が低い
水流が弱いときは、タンク内の浮き球(フロート)やボールタップの調整リングを操作し、オーバーフロー管の「‑WL‑」位置まで水位を上げます。調整後はレバー操作を何度か行い、安定した排水水量を確認しましょう。
8️⃣ 再発しやすい詰まり
油脂や有機物が繰り返し詰まる場合は、酵素系(バイオ)パイプクリーナーを定期的に便器内へ投入。酵素の力で配管内の汚れを分解し、ぬめりやニオイも抑制します。週1回程度のメンテナンスがおすすめです。
9️⃣ 尿石・水垢の堆積
長期間放置された尿石や水垢には、酸性洗剤(クエン酸や専用尿石除去剤)が効果的。便器内に洗剤をかけて数分放置し、ブラシで擦ることで化学分解により剥がれます。使用後は十分に水を流し、肌や配管に残留しないよう注意してください。
🔟 排水口付近の異物
小さなおもちゃやティッシュなどが詰まっている場合は、ワイヤーハンガーを伸ばして先端をフック状に曲げ、異物をそっと引き出します。作業前には先端に布や養生テープを巻き、便器を傷つけないようにしましょう。
1️⃣1️⃣ 奥深い頑固つまり
一般的な道具で取れない深部の詰まりには、真空式パイプクリーナー(バキュームプランジャー)が有効です。これでも解消しない場合は、高圧洗浄機やドリル式工具を備えたプロの水道業者に依頼し、配管内部を徹底的にクリーニングしてもらいましょう。
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