お風呂排水溝のヘドロを根こそぎ除去!原因から徹底掃除法まで
本コラムでは、お風呂の排水溝に溜まるイヤなヘドロ状の汚れの正体と発生メカニズムを詳しく解説し、家庭で簡単にできる徹底掃除の手順をステップごとにご紹介します。まずは、ヘドロがどのように生成されるかを明確に理解し、その原因ごとに最適な対処法を選びましょう。次に、事前準備から物理的除去、化学的洗浄、酵素・漂白剤の活用、ブラッシング、さらにはプロの清掃サービス活用まで、各手法のメリット・デメリットと注意点を網羅的に解説します。最後に、二度とヘドロを溜めないための予防策と定期メンテナンスのポイントをまとめています。これを読めば、排水溝の嫌なぬめり臭ともサヨナラです。
1. ヘドロの正体と発生原因
髪の毛
お風呂で抜け落ちた髪の毛は、排水口の目皿やトラップに絡みつき、汚れの核となります。
皮脂・垢
皮脂や古い角質は酸性のため水に溶けにくく、ヘドロの主要成分として排水口に付着します。
石鹸カス
ボディソープやシャンプーの脂肪酸が水道水中のカルシウム・マグネシウムと結合し、白く固まった石鹸カスが排水口にこびりつくことでヘドロを形成します。
カビ・細菌
高湿度かつ温度が上がりやすい浴室は、黒カビやピンク色のロドトルラ等のカビが繁殖しやすい環境です。これらがヘドロの中で増殖すると、ヌメリや悪臭の原因となります。
2. 徹底的に除去する8つのステップ
2.1 事前準備
掃除前にゴム手袋、マスク、ビニール袋、歯ブラシやワイヤーブラシなどの専用道具を揃えておきましょう。
2.2 物理的除去(髪の毛・大ゴミ)
ヘアキャッチャーや目皿に溜まった髪の毛・大きな汚れは、ゴム手袋を装着して歯ブラシやピンセットで取り除きます。奥の汚れはワイヤータイプのブラシで絡め取ると効果的です。
2.3 熱湯による溶解洗浄
40℃以上の熱湯をゆっくり流し込むことで、軽度のヘドロを溶かして流しやすくします。ただし、一度に大量の熱湯を流すと配管を痛める恐れがあるため、ほどほどに使用してください。
2.4 重曹+酢(発泡)洗浄
排水口に重曹を全体的に振りかけ、その上から酢を注いで2〜3分ほど発泡反応を待ちます。発泡後にぬるま湯でよく洗い流すと、石鹸カスや皮脂汚れが浮き上がりやすくなります。
2.5 酵素系・生分解性パイプクリーナー
タンパク質由来の汚れには、酵素系パイプクリーナーが有効です。製品の指示時間放置後に十分に水で流しましょう。水酸化ナトリウムや次亜塩素酸を含む強力タイプは、排水管を痛める可能性があるため、日常掃除には酵素系がおすすめです。
2.6 塩素系漂白剤でカビ除去
黒カビや頑固な汚れには、換気を十分に行った上で塩素系漂白剤(カビキラー等)を塗布・放置し、歯ブラシで擦り洗いした後に水でしっかり流します。
2.7 ブラシによるこすり洗い
排水トラップを外し、中性洗剤を付けたブラシで内部を念入りに擦り洗いします。復旧時に部品のパッキンが劣化していないかもチェックしましょう。
2.8 プロのクリーニング活用
半年〜1年に1度は、専用機材を持つプロの清掃業者による高圧洗浄を依頼すると、配管内部の汚れも含めて根本的に除去できます。
3. 掃除後のアフターケアと予防策
- ヘアキャッチャー設置・定期清掃:入浴後は必ずゴミを捨て、週1回は歯ブラシで洗う習慣を。
- 自然洗浄のルーティン化:重曹+酢の発泡洗浄を2週間に1回行い、月1回は酵素系クリーナーでメンテナンスを。
- 換気と乾燥:入浴後は換気扇を20分以上稼働し、排水口周辺を乾燥させてカビの繁殖を抑制します。
4. まとめ
本ガイドで紹介したステップを実践すれば、お風呂の排水溝に溜まるヘドロ状の汚れは確実に除去できます。特に、原因ごとに最適な手法を組み合わせることで、頑固な汚れや悪臭も根本から解消可能です。定期的なメンテナンスと予防策を継続し、いつでも清潔なバスタイムを楽しんでください。
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