ガスの供給方法の違い 都市ガス、プロパンガス、簡易ガス・集中プロパン

家庭用のガスの供給方法は大きく分けて3つあります。
今回は3つのガスの供給方法について解説します。

①都市ガス

都市ガスは天然ガスの基地から道路に埋まっているガス管を通って各家庭に供給されます。
皆さんも一度は球形の大きなタンクを目にしたことがあると思いますが、あそこから都市ガスが送られています。
送られてくるガスはメタンが主成分の液化天然ガス(LNG)です。
人口がある程度密集している都市部が主な供給エリアとなります。

②プロパンガス

家の近くにプロパンガスのボンベを置き、そこからガスが供給されます。
プロパン・ブタンが主成分の液化石油ガス(LPG、LPガス)が供給されます。

③簡易ガス・集中プロパン

簡易ガス・集中プロパンは都市ガスとプロパンガスの中間のような存在です。
プロパンガスのボンベを1か所に集め、都市ガスと同じように、道路に埋められたガス管から各戸にガスが供給されます。
簡易ガスは70世帯以上、集中プロパンは70世帯未満のアパートやマンション、戸建て住宅が集まった団地などでプロパンガスを利用する場合に用いられます。

Follow me!

前の記事

配電と送電の違い