メーカー別徹底解説!ウォシュレット(温水洗浄便座)便ふた交換手順と割れた際の応急対策
ウォシュレットの便ふた交換は、TOTO・Panasonic・LIXILの各メーカーでヒンジ部の着脱方法が異なるものの、いずれも①電源プラグを抜く→②便ふたを開いた状態でヒンジ部から外す→③新しい便ふたを逆手順で取り付ける、という流れは共通しています。交換用部品は各社の公式通販サイトや販売店で型番を確認して購入でき、TOTOはパーツショップ、Panasonicは「パナセンス」、LIXILは公式サイトの部品購入ページが利用可能です。万が一便ふたが割れてしまった場合は、布製ガムテープを破損箇所に何重にも巻いて補強し、破片の飛散やケガを防ぐ応急処置が効果的です。
交換前の準備
- 品番の確認
作業前に便ふた裏面または本体ラベルで品番を確認し、交換部品の対応機種か確認します。 - 電源プラグの抜き取り
感電・誤作動を防ぐため、必ずコンセントから電源プラグを抜きます。 - 部品・工具の準備
交換用便ふた本体、布製ガムテープ、必要に応じてマイナスドライバーを用意します。
各メーカーの交換手順
TOTO製ウォシュレット
- 品番・対応機種を確認
TOTO公式サイトの「対象品番を確認する」ページで、自分のウォシュレット品番が交換対象かを確認します。 - 便ふたの取り外し
- 電源プラグを抜く(再掲)。
- 便ふたを少し手前に傾け、左側を外側に広げてヒンジの凸部から外し、続いて右側を引き上げて取り外します。
- 新しい便ふたの取り付け
- 右側のピンとヒンジ部を合わせてから、便ふたを少し手前に傾けます。
- 左側を広げながらヒンジ部の凸部に差し込み、「カチッ」と音がするまで押し込みます。
- 動作確認
ウォシュレット本体を元通りセットし、電源プラグを差し込んで「運転」ランプが点灯し、便ふたの開閉がスムーズか確認します。 - 交換用部品の入手
TOTOパーツショップで型番(例:TCM1493‑2Nなど)を検索し、純正便ふたを購入します。
Panasonic(パナソニック)製温水洗浄便座
- 品番の確認・部品購入
本体背面シールの品番を「パナセンス」などで検索し、対応する交換用便ふたを購入します。 - 便ふたの取り外し
便ふたを開いた状態にし、右側を強く広げて軸から外し、少し後方へずらして引き上げます。 - 新しい便ふたの取り付け
取り付けは取り外しの逆手順です。軸穴に便ふたを合わせた後、動作確認を行います。 - ヒンジ開閉強度の調整
同梱のクッションシールで便ふたの開く強さを調整できる機種もあるため、手順に従って貼り付けてください。
LIXIL/INAX製シャワートイレ
- 取扱説明書(5893‑1‑20170330.pdf)の参照
「便フタ着脱レバー」の有無で取り外し方法が異なるため、公式Q&Aページを参照してください。 - 便ふたの取り外しパターン
- レバー付き機種:レバーを引いたまま便ふたを前方にスライドして外す。
- レバーなし機種:片側ヒンジを外側に広げて傾けながら引き上げる。
- 便ふたの取り付け
便ふたのヒンジ穴を本体ピンに合わせ、レバーがあれば元に戻して固定。開閉動作を確認します。 - 交換用部品の入手
LIXIL公式通販サイトの部品購入ページから、品番に対応する便ふたキットを注文できます。
割れた際の応急処置
- 電源プラグを抜く
感電や火災を避けるため、応急処置の前に必ずコンセントからプラグを抜きます。 - 布製ガムテープで巻き付ける
割れた部分に布製ガムテープを何重にもぐるぐると巻きつけ、破片の飛散と皮膚の挟まりを防ぎます。 - 広範囲をカバーする
破損部だけでなく周辺までテープを巻くことで鋭利なエッジが露出しないようにします。 - 早めの部品交換
ガムテープ処置はあくまで応急措置です。できるだけ早く正式交換してください。
交換後の点検・メンテナンス
- 便ふたの開閉がスムーズか、ヒンジ部に遊びやガタつきがないか確認します。
- 定期的にヒンジ部や下部の給水ホース接続部を点検し、水漏れや汚れがないかチェックしましょう。
以上を参考に、安全かつ確実にウォシュレットの便ふたを交換し、万一割れた際には布製ガムテープでの応急処置を施してください。正式交換は各メーカーの純正部品を使用し、取扱説明書に従って行うことをおすすめします。
水回りのトラブルは街の水道屋さん.comにお任せください!
街の水道屋さん.comは埼玉県ふじみ野市発の水道屋さんです。地域密着でお客様のお困りごとを解決致します。
運営元の株式会社マルナカ設備工業は55年以上続く三芳町の設備会社。
水道修理やリフォームの高い技術と豊富な知識で高い品質の施工を提供いたします。
お見積もり、電話相談、キャンセルは無料です!
お気軽にお問合せ下さい。

街の水道屋さん.com運営元:株式会社マルナカ設備工業