トイレタンクの水漏れ完全ガイド:原因別対策&修理費用相場を徹底解説
トイレタンクからの水漏れが発生した際に最初に行うべき応急処置から、各部品ごとの詳細な原因とDIY/業者依頼時の費用相場をまとめました。トラブルの早期発見・適切な対処で無駄な水道代や二次被害を防ぎ、修理の前に知っておきたいチェックポイントもご紹介します。
応急処置:被害拡大を防ぐためにすぐやること
止水栓・元栓を閉める
トイレタンクや便器周りで水漏れを発見したら、まず止水栓(便器横の壁面や床近くにある)を時計回りに回して閉め、水の供給を止めます。止水栓が固く回らない場合は水道の元栓を締めてください。
ウォシュレット付きトイレは電源オフ
ウォシュレット付きの場合、水漏れによる感電や火災のリスクがあるため、止水栓を閉めた後に必ず電源プラグを抜いておきましょう。
原因別解消法と費用相場
以下では主な原因ごとに、症状の見分け方、DIYでの対処、業者依頼時の相場を解説します。
1. タンク内で水が止まらない
考えられる原因:ボールタップ(給水弁)、浮き球、フロートバルブ、オーバーフロー管の不具合など。
- DIY対応:タンクのフタを外し、フロートバルブや浮き球を外してカルシウム汚れを酢で洗浄、または部品交換(部品工賃:3,000円~)。
- 業者依頼時相場:20,000円~。フロートバルブやボールタップの交換のみであれば20,000~30,000円前後、オーバーフロー管交換ではタンク脱着を伴い33,000円以上になる場合があります。
2. タンク下からの漏れ
考えられる原因:密結パッキンの劣化、タンク本体のひび割れ、固定ナットの緩みなど。
- DIY対応:密結パッキンの交換(部品工賃:3,000円、部品代含む)。
- 業者依頼時相場:タンク脱着を伴う密結パッキン交換で34,000円~。タンク破損の場合はトイレ本体交換となり150,000円~が目安です。
3. 便器内・床周りからの漏れ
- フラッパー(ゴム弁)劣化:排水の閉止不良で便器内に水が漏れ続ける。業者相場15,000円~。
- フランジパテ劣化:便器と床側配管の接続部での漏れ。タンク・便器脱着を伴い33,000円~。
- 便器自体のひび割れ:応急処置に防水テープも可能ですが、基本は本体交換(150,000円~)が必要です。
4. 止水栓・給水管からの漏れ
考えられる原因:ナットの緩み、パッキン劣化、本体破損など。
- DIY対応:ナット締め直し、パッキン交換(部品工賃:500円~)。
- 業者依頼時相場:8,800~15,000円前後で簡易的な修理、18,000円~で本体交換を含む場合があります。
5. ウォシュレットからの漏れ
考えられる原因:ノズルの目づまり、電子基板故障、給水ホース不具合など。
- DIY対応:ノズルとホースの清掃・交換。
- 業者依頼時相場:軽度修理で8,800~20,000円、交換で50,000円~。
修理費用の相場一覧
原因 | DIY部品工賃 | 業者依頼時相場 |
---|---|---|
タンク内部品交換 | 3,000円~ | 20,000円~ |
密結パッキン交換 | 3,000円~ | 34,000円~ |
フラッパー(ゴム弁)交換 | — | 15,000円~ |
フランジパテ交換 | — | 33,000円~ |
止水栓・給水管修理 | 500~1,000円 | 8,800円~ |
ウォシュレット修理・交換 | — | 8,800円~/50,000円~ |
タンク本体ひび割れ・本体交換 | — | 150,000円~ |
事前チェック&費用を抑えるコツ
- 見積書チェック:タンク脱着の要否を必ず確認し、不要な脱着費用が含まれていないか見直しましょう。
- 複数業者で比較:出張費・見積料無料の業者を選ぶと安心です。
- 部品の購入先:型落ち品や通販サイト、ホームセンターのセールを活用すると部品単価を抑制できます。
以上を参考に、まずは応急処置と原因の切り分けを行い、DIYで対応可能な箇所は手を動かしつつ、早めに複数の業者から見積りを取って比較検討してください。 最適な対処で安心・安全なトイレ環境を取り戻しましょう。
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